世吹すずめの日記

春から私大ロー生。

初めてのお仕事

法律事務所で法律事務員として、フルタイムのアルバイトを始めて、もうすぐ1年になる。

これまで数々の失敗を重ねてきて、もはや何が正解かがわからなくなってきた。

ある本には、「どんなに下っ端の人間であっても、責任は100%自分にあると考えながら行動する、そうすることで、自分の成長に繋がる。他者の行動は変えられないが、自分の行動は変えられるので、モヤモヤが減り、心の健康にとってもプラスになる」と書かれてあった。理屈ではよくわかるのだが、実際にやってみると難しい。というか、対弁護士だと、自分の出来なさ加減が露わになって、卑屈になってしまう。だが、理想の自分は、卑屈にならずに、どうすれば出来るようになるか、考えることだ。

例えば、弁護士とのコミュニケーション・情報共有が少なすぎる。これにより、依頼者や関係者から電話がかかってきて、弁護士が居ない時に、とても困る。だが、失敗を重ねることで、その対応策を考えて、実践してカバーできる。一つ一つの失敗を無視せずに、自分の糧にしよう。

自分の感情は脇に置き、何か失敗したときに、それをどう捉えてどのように次に活かすかを考えることが、自分の成長に繋がる。

そんなに大したことは求められていないのだが、できない自分がいる。成長させたい。

今後、どう行動するのが理想かを書き留めておく。

  • 相談が終われば、弁護士から相談結果を聞く。
  • 弁護士とちゃんと意思疎通できているか不安な時は、しつこくても良いから聞き直す。
  • 電話や郵便で、弁護士からの対応が求められた時、誰の件で、誰から、どんな連絡が来ていて、いつまでに、どこに、何を連絡する必要があるかを、弁護士に伝える。
  • 関係者から、急に事務所に伺うと言われて、弁護士に確認がとれていないときは、「確認して折り返します、弁護士から確認がとれていないので、今お越しいただいても対応できません」とハッキリ言う。
  • 今、これから何の作業をするのか、伝える(自分が弁護士の立場だったら、今何をしているかや、作業の進捗を把握しておきたい)。

今の職場だから、上手く動けないのではない。環境のせいにせずに、良い成長の機会だと思って、今の自分が出来ることをやってみよう。